E-100RSとわたし


OlympusのデジカメE-100RSは、このHPをごらんの方はもちろんご存じだと思います。2000年11月に発売された希望小売価格16万円(実売価格、当時12〜13万円)のデジタルカメラです。
光学10倍ズーム、プリキャプチャ(シャッターを半押ししているあいだ、複数枚の画像を記憶する)、連写最高15枚/秒が可能、1万分の1が可能なスピードシャッター、一眼レフ風のTFTファインダ……など、当時としては最新の技術を埋め込んだカメラでした。わたしは、知人がそれを12万円で買ったのをさわらせてもらい、なんともうらやましく思ったのものでした。

OlympusのWebより(^^;;

ところがその発売に合わせてといってもいいタイミングで、デジカメの“画素数を競う”風潮が生まれたのでした。このE-100RSは、現在ではめずらしい150万画素という少ない画素数でした(CCDの大きさは2分の1インチという贅沢さです。いまの時代なら、この大きさのCCDなら、つめこんで300万画素ぐらいにしています)。そのためもあって、まったくといっていいほど売れず、実売価格はどんどん下がり、2002年には、なんと4万〜5万円になってしまったのでした。(2003年2月には、目玉商品として、ビックカメラで2万円(゚o゚;))
この価格暴落は、メーカーの開発者にはつらいものだったと思いますが、一部の人には大きな変化をもたらしました。とりあえず安くなったから買ったという人の中から、鳥を撮る、鳥が好きになる、という人たちが現れたのです。もちろん、わたしも、そのひとりです(^o^)/

先日、このカメラで夢中で鳥を撮っていて、足下がおろそかになり転びました。とっさにカメラをかばったのですが、手の甲に傷をおい、E-100RSのボディ横部分にも傷がつきました。
このE-100RSは、もちろん生産中止になっていますが、上記の“事件”を経験して、急に故障が恐くなり、先日、2台目をYahoo!オークションにて入手しました。落札価格41500円。即、Olympusのサービスステーションに調整入院させて1.1万円ほどかかりましたが、非常にリッチな気分になったのでした(^o^)/。


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