富士山五合目と朝霧高原(2004/07/16)

2004年7月16日、前回霧ヶ峰高原に遠征してから、約1ヶ月ぶりの遠出となりました。今回は、鳥見仲間3人の日帰り。15日の夜11時に出発して、車は順調に流れ、2時間もかからないうちに、早くも富士山五合目に到着しました。夜明けまで車中で仮眠したのち、いよいよ、鳥見の開始です。
まずは、御庭の鳥見ハイクです。空気が薄いせいか、カメラを担いでの坂道は、少し息がきれました。でも、見晴らしはすばらしく、鳥を見るのも忘れます。
←御庭からの眺望です。。

あ、見たことのない鳥が……でも、遠い。足場は溶岩の瓦礫で、風も強く、なかなか鳥をファインダーに捕らえられない……けっこう用心深くて、すぐ逃げる。そういう意味では、ずいぶんと撮るのにむずかしい鳥でした。
カヤクグリです。
←同じく、ハイマツにとまるカヤクグリです。
ここでは、そのほか、ホシガラスを見ることができました。予定としては、ここでルリビタキのさえずりを見るはずだったのですが、この日は御庭にはいませんでした。


明るくなってきたので、場所を移動しました。鳥見のあいだでは有名な五合目にある奥庭の水場です。
心の準備をする前にキクイタダキが来て、それは後ろ姿とボケボケ(^_^;)。ヒガラが来たときは、電池切れ(/_;)。どうにか、メボソムシクイ(右)と、ウソ(左)のツーショットを撮ることができました。(両方とも初見の鳥です)。
ウソのメスです。ここの鳥は人慣れしていて、すぐ近くに人がいても、平気です。こういう場所での鳥見は、ある程度の割り切りが必要です。

奥庭の本来の場所である展望台へ向かいました。ここで、かなり遠くはありましたが、やっとルリビタキに逢うことができました。冬の公園での撮影会でのルリビタキとちがい、遠い木のてっぺんでさかんに囀っていました。もう少し近ければよかったなぁ。
ここでは、イワヒバリ(初見)がすぐそばまで寄ってきたのだけれど、撮影することはできませんでした。
奥庭の展望台から見た富士山です。富士山をこんなに間近に見たのは、生まれて初めての経験でした。登るとたのしいのだろうか、一生に一度は登ったほうがいいのだろうか、などと、とりとめもなく考えたのでした。

車で1時間ほどの移動で、朝霧高原に着きました。ここで昼食をとってから、草原の散歩です。強い日差しでまたまた日焼けしましたが、風はさすがにさわやかでした。
お目当てのひとつ、ノビタキは見ることができませんでしたが、ホオアカ(上段左右)や、コヨシキリ(左、初見)を見ることができました。
今回の遠征で、6種類も初めての鳥を見ることができ、満足でした(^o^)/。

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