大きさ比べ(^o^)/


小鳥の大きさは、普通、12〜20pぐらい、水鳥とか、猛禽、カラスなどをくわえても、最大で60pぐらいです。そして、写真撮影するときは、ほとんどの場合20メートル以上先、遠いときは100メートル以上離れています。だから、機材は、できるだけ遠くのものを大きく撮ることを目指します。
でも、あまりに倍率が高いと、ぶれたりする、あるいは、フットワークが悪くなったりと、実用的でなくなる……ということになり、そのあたりの兼ね合いが難しいです。
理想的には、軽快で、倍率高く、カメラでいえば画素数が多く、シャープで、しかもあまりお値段が高くない……そんなの有るわけないので、いろいろ工夫と妥協を重ねることになります。
今回、そのあたりをすこし検証してみようと思います。

生のE-100RSのT端(70o。35oカメラ換算では、380oの望遠だということです。)
これまでも使ってきた対象物、50メートルほど先の碍子をねらいました。
テレコンB−300をつけたT端です。T端以外は使えないので、つねにT端で撮ることになります。35ミリカメラ換算では、620ミリの望遠になります。50メートル先の小鳥をねらうには、ちょっと力不足ですが、10メートルぐらいの鳥を撮るには、ばっちりです(^o^)/。ただ、ピントはAutoで使うので、枝が多いと失敗が多いです。
ASUKA仕様(C210逆付け+AC5+AC5)で、ケラレ寸前(24.2ミリ)の画像です。
こちらは、35ミリ換算では、750ミリの望遠になります。ピントはマニュアルフォーカス、対物レンズをヘリコイドで前後させて合わせます。
同じくASUKA仕様のT端(70ミリ)画像です。
これくらい大きく撮れると、50メートル先の小鳥もばっちりです。35ミリ換算では、2100ミリの望遠という、とんでもない望遠になります。でも、これでも干潟などで100メートル先の鳥を撮るには力不足です(^_^;)。
今回、初めての経験です。
上記にもう一枚クローズアップレンズAC5を加えたT端(70ミリ)画像です。35ミリ換算では、3000ミリの望遠ということになります。ブレとか、ピント合わせが厳しくなりますが、大きく写るということには、魅力を感じます(^o^)/。コントラストがいまいちですが、画像の処理でなんとかなる範囲です。
上記をちょっと引いて54ミリにしました。周辺に減光がみられます。35ミリ換算では2400ミリの望遠……クローズアップレンズ2枚のT端とあまり変わりません。つまり、クローズアップレンズ3枚では、T端で使うしかないことがわかりました。

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