戸隠野鳥の森(2005/05/11-12)

休暇をとって、長野県の戸隠野鳥の森に、一泊の鳥見旅行に行ってきました。
一日目、さっそくコサメビタキのお出迎え(^o^)/。写真に撮るのは2年振りぐらいになるでしょうか。空中で虫を捕らえていました。目が大きくて、かわいいです。


鳥見仲間が見たり、写真に撮ったりしていて、とても羨ましく思っていたゴジュウカラをやっと、見て、撮ることができました。かなり、動きが速く、どんどん、上に登っていってしまうので、写真に撮るのはむずかしいと思いました。わたしは、運よく、撮ることができました。
垂直の木にとまるとき、キツツキの仲間は尾を使うのですが、こちらは足だけで踏ん張っています。

動きの速いといえば、この鳥、キバシリです。“木走り”とはよく言ったもので、その名の通り、木の幹をらせんを描きながら、下から上に走り上り、登ったと思ったら、他の木に飛び移ります。スズメよりも小さな鳥で、今回は、偶然に出逢い、撮ることができました。
ボケボケですが、全体の様子が分かりやすいので、貼っておきます。ガガンボをくわえているのだと思います。今回の旅行ではキバシリに逢えたことが、いちばん嬉しかったです。

ここ戸隠では、キビタキはスズメよりもよく見ることができました……というか、スズメは一羽も見ることができませんでした。あまりに多く出るので、メスをねらいましたが、そちらはとれず、オスもこれぞという感じで撮れず……虻蜂取らずになりました。
東京近郊では、キビタキが出ると、すぐにカメラマンの列ができるのですが、ここ戸隠では、横目で見ながら通り過ぎる人も多いです。わたしでいえば、もっと真剣に撮ればよかったと後悔しています。

今回の鳥見の圧巻はミソサザイでした。木道のそばを流れる水辺の木の下から、現れると、どんどん上の枝に飛び移り、お気に入りの木にとまると、20人ほどのギャラリーの前で、かなりの長い時間、さえずりつづけたのでした。小さなからだで、力いっぱいさえずる姿は、とてもよかったです(^o^)/。

初めてカワガラスを見ました。カワセミとはちがい、すーっと泳いだり、もぐったり、水の中を歩いたり……というすがたが、橋の上から見ることができました。
最後にカワガラスの写真が撮れて満足の鳥見旅行でした(^o^)/。

このほか、アカハラ、アオジのさえずり、カイツブリの交尾などを見ることができました。カイツブリは東京近郊ではふつうに見られますが、戸隠ではめずらしい鳥のようで、場所が変われば、鳥の種類もずいぶんと変わるのだなぁと、あらためて感じたのでした。

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