“飛鳥☆”Vs“New飛鳥☆”


“飛鳥☆”というのは、「なんちゃって写真館」というBBSの中で命名されたE-100RSのためのデジスコ?システムです。その特長は、
1.ボーグの45EDという対物レンズを使うこと。
2.ミザールの新地上プリズムを使うこと。
3.接眼レンズに、ケンコーのACクローズアップレンズを使うこと。
4.塩ビパイプの工作をしなくてもボーグのパーツなどを組み合わせれば作れること。
だと思います。でも、2のミザール新地上プリズムが、生産中止&流通在庫なしとなり、いまから欲しい人にとっては、入手が非常に困難になったのでした。
◆しかし、このミザールのプリズムのかわりに、ビクセンのプリズム(No-F5095の31.7mm用地上プリズム)を使う方法が、上記BBSで発表されました。そして、このビクセンのプリズムはミザールのものよりもだいぶ重いのですが、写り具合が良いようなのです。重さと写りは正比例するのでしょうか(^^;;。

左:ミザールプリズム。右:ビクセンプリズム 左:ミザールプリズム。右:ビクセンプリズム
ミザールのユニットにくらべ、ビクセンのアルミ工作は、ずいぶんとあか抜けているというか、進歩しています。これを作ってくださったのは、上記BBSの常連のwakwakさんです……ありがとう(^o^)/。わたしのほかにも上記BBSの会員?複数の人にこのプリズムユニットを作ってくださり、その間、ずいぶんと改良されました。ちなみに、この写真のユニットの重さは、ミザールセット=380グラム。ビクセンセット=480グラムです。

アームと、プリズム部分、そして、対物側と接眼側……つまり三脚とカメラを除いた重さの合計は、1.5キログラム、カメラとクイックシューを足して2.2キロ、三脚を加えて4キロということになります……ずいぶんと重いですね。以前、ジオマの対物レンズを45EDに替えたときは、カメラをつけても全体で1.5キロでした。そして、これを三脚を使わず振り回して鳥さんたちを撮ったものでした。その後、一脚、三脚とそろえ、そして、いまの機材になると、自分の撮影スタイルをどのようにもっていったらよいのかちょっとわからなくなります。このことについては、これからじっくりと考えてみようと思います……順序が反対のような気もしますが(^^;;。

●比較画像(2003/12/03)New
本日も、ミザールプリズムを使った以前の飛鳥☆と、ビクセンプリズムを使ったNew飛鳥☆との写り具合をためしてみました。いずれも、上の写真のような三脚を使用し、絞り優先モードで開放、self-timer使用。ピント合わせはMFでわたしの目……昨日は1回勝負でしたが、今日は2回勝負にしました。(^^;;。
ミザールT側 ビクセンT側

ミザールW側(画面欠けなし) ビクセンW側(画面欠けなし)
●結論(暫定)
・昨日よりも埃が増えました(^^;;。
・わたしの印象では、ピント合わせの誤差の範囲ぐらいしか、違いは見いだせませんでした。ビクセンのプリズムの表面が汚れているのかもしれません。気分が乗ったら、表面を綺麗キレイにして、再度テストしようと思います。

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