ヒヨドリ



ヒヨドリは、いろんな表情を見せてくれる鳥で、わたしは写真の素材としては大好きな鳥です。でも、スズメと同じく、身近な鳥なので、却って撮るのがむずかしいです。声を聞いて、ヒヨドリだとわかります。
(2003/02、市ヶ谷)


石神井公園(2003/02) 石神井公園(2003/02)

ヒヨドリというと、木の枝にとまり、木の実などを食べているのかと思っていました。ところがキャベツなどの野菜をじゃんじゃん食べるそうで、農家の人にとっては害鳥のようですね。スズメがお米を食べるといって、昔は害鳥にされたそうですが、いまでは、害鳥といえばヒヨドリみたいです。
(2003/12、埼玉県、見沼たんぼ)
益鳥、害鳥というのは、人間を基準にした判断だと思うのですが、それは、都会人(農業を知らない人)の言うことで、害鳥は害鳥だというのが農家の人の気持ちだということを知りました。わたしが以前、農家の人に「害虫という虫はいない」といったところ、ひどく反発されたことがあるのです。「雑草という草はない」ということばと同じ感覚で言ったのですが……。
(2004/01、葛西臨海公園)


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