葛西臨海公園(2)(2004/11/21&12/05)

11月21日の久し振りの鳥見は、特にあてもなく、葛西臨海公園にいきました。ちょうど、秋の渡りも終え、冬鳥もまだ出そろっていない端境期のためか、公園も静かでした。でも、公園の常連さんから、「ミミカイツブリが来ているぞ」という話をききました。それがどんな鳥かはっきりとは知りませんでしたが、さっそく海岸へ(^_^;)。
いたのは、ハジロカイツブリにそっくりな鳥でしたが、取り敢えず、証拠写真をとりました。左端がなんとなくミミカイツブリと言われればそんな気がしてくるのでした(^o^)/。
人口海岸には、ヒドリガモがいました。ヒドリガモといえば、わたしはお池のヒドリガモしか知りませんでしたが、海にも普通にいるカモなのですね。坂本龍馬みたいに、悠然と海を見ていました。
そばをモーターボートが通り過ぎ、大きな波が立ちましたが、ヒドリガモは平気でした。(わたしのほうが、少し濡れてあわてました(^_^;)。


ミミカイツブリが気になって、日を改めた12月5日に、再度、葛西臨海公園に行きました。12月5日といえば、東京では観測史上でいちばんの強風が吹き荒れた日です。
海岸は、水しぶきが飛んで、とても撮影する条件ではなかったのですが、鳥が泳いでいるのですから、こちらも、ちゃんと撮らなくては……。でも、さすがにデジスコや三脚というわけにはいかず、手持ちで、10倍君のカメラでとりました。……うーん、やっぱりハジロカイツブリかなぁ〜(^_^;)。
淡水池には、ミコアイサが来ていました。ミコアイサは去年も何回か見ていますが、数が少ないのに目立つので、存在感があります。
ミコアイサは、漢字で「神子秋沙」と書くそうで、神々しいのでしょうか? 全体の色の白さと目のまわりの黒さから、パンダガモと呼ばれることがありますが、やはり、ミコアイサという名前がいいです。
ミコアイサは、色が白く、目のまわりが黒い……つまりコントラストが強くて、目のまわりが黒い……ということで、目が入りにくい、白飛びし易いということで、写真にきれいに撮るのはむずかしいです。高級カメラなら、もしかしてうまく撮れるかもしれません。左の写真はなんとか目は入っています。
同じ池の畔に、オオタカが来ました。狩のヘタな若いオオタカで、この日は、何回かチャレンジしましたが、一度も獲物はとれませんでした。……餓死することもあるのでしょうね。
かなり遠かったので、レンズをもう一枚加え、3800o相当ぐらいの超望遠で撮りました(^o^)/。。

強風が吹き荒れたため、スモッグが飛ばされ、わたしは葛西から初めて富士山を見ることができました。千葉に近いここ葛西臨海公園からは、富士山が見えるのはめずらしいのではないかと思います。

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