三宅島(2005/07/31)

10日ほど前に急に思い立って、三宅島に一人で行ってきました。
・まだ、伊豆七島にいったことがない。
・大噴火後の自然回復のようすが見たかった。
・知人が最近、三宅島に行った。
・アカコッコに逢いたい(^o^)/
というのが主な理由ですが、この理由はあとから考えたもので、正直、衝動的といってよいものでした。
左は、今回の鳥見の舞台となった、大路池(たいろいけ)のほとりです。

三宅島へは東京竹芝桟橋から、東海汽船で6時間半ほどかかります。明け方の5時ごろに三宅島に着き、200人ほどがおりましたが、バードウォッチャーは、わたし一人でした。暗くて写真にならず、鳥の声を聞きながら、双眼鏡で観察します。
7時ごろになって、ようやく明るくなってきたので、機材を組み立て、いよいよ撮影です。でも、機材を組み立てたとたん、鳥たちの声がぱたっととまりました。(^_^;)
左は、夏に伊豆七島にやってくるイイジマムシクイです。12センチほどの小さな鳥です。この鳥をようやく撮影することができました。

大路池のまわりを歩いてみました。鳥の声がいっぱいです。シチトウメジロが多いですが、動きが速くて写真には撮れません。
ようやく、アカコッコを道路の先に見つけました。でも、近づくことはできませんでした。

9時になったので、大路池のほとりにあるアカコッコ館という、日本野鳥の会が運営する、三宅島の鳥見の拠点にいきました。そこの水場にはさまざまな鳥が来ると聞いていたからです。
あと、水を切らしてしまい、自販機でペットボトルのお茶を買おうと思ったのでした。でも、三宅島には自販機、コンビニの類はほとんどないのでした。
職員のかたが、麦茶をペットボトルに詰めてくださいました。ありがとうございましたm(._.)m。
こちらは水場に来たアカコッコです。(ちなみに下は、在庫からアカハラです。よく似ています(^_^;)。

水場には、オーストンヤマガラ、シチトウメジロや、イイジマムシクイがきましたが、暗かったり、動きが速かったりで、ほとんど写真をとることができませんでした。
左はシチトウメジロ(メジロの亜種)、下はオーストンヤマガラ(ヤマガラの亜種)です。

バスの本数が少ないので、お昼過ぎにはバスに乗って港に向かいました。

三宅島の鳥たちは、今現在、非常に警戒心が強く、思ったようには写真に撮ることができませんでした。そのあたりがちょっと残念ではありましたが、目標のアカコッコは一応撮れたし、あまり高望みしないほうがいいようにも思った、今回の三宅島行きでした。なお、有毒ガスが濃くなることもありませんでした。
左は帰りの船から撮った三宅島です。

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