超簡単接眼ユニット(6/16改)


●わたしはこれまで、ビクセンのアウトレットレンズA-0001(D42、f145mm、@800円)を2枚とか3枚を使って、接眼レンズユニットを制作し、使ってきました。
●いろいろの試行錯誤で、なんとか、クリアな絵が撮れるようになったのですが、なんとも、手ぶれが多く、失敗が多い。そのうえ、レンズが汚れたせいか、あるいは、こちらの見る目がシビアになったせいか、最近不満に思っておりました。

●そこで、先日、なんとなく入手したミザールのアウトレットレンズ(D=36mm、f=130mm、@800円)1枚と、ケンコーのACクローズアップレンズNo.5(ネジ径49mm、f=200mm)1枚を使って、新規に接眼ユニットを作ってみました。

●作り方は、解説するほどではなく、超簡単です。『接眼ユニット作成』のページにある、VP30継ぎ手を57ミリにカット。その端に、49ミリフィルターの枠(回転するFilter400円で買って壊した)をたっぷりのエポキシ接着剤でくっつけただけのものです。ミザールレンズの周りに1周、植毛紙を巻くと、継ぎ手の境目にぴったり、まっすぐに落ち着きます。その先に、ケンコーレンズを接続します。もちろん、筒の内部は植毛紙で光対策をします。
●理論上は、従来のものが3.8倍、今回が3.4倍となります。
左……従来のもの。右……今回作った超簡単ユニット(^-^)

◆試し撮り(6/19改)

前回アップしたもの、どうもおかしいと思っていたら、レンズが汚れておりました(^_^;。きれいに磨きましたので、もう一度アップします。
いつもと同じ40mほど離れた碍子を三脚を使って撮影しました。(クリックで、オリジナル画像が見られます。約300k、もちろんExif情報付きです。
今回作成のユニットを使用(T側) これまでのユニットを使用(まだ汚れている?)

◆結論と印象

●新しいユニットでも色収差が出ていますが、わたしには気になるほどではないです。(もちろん、気になる人は気になるでしょう(^o^;)/)
●また、四隅も従来よりもぼやけます。でも、従来よりもくっきりとし、しまりのある画像を得ることができたように思います。
●何よりいいのは、手持ち撮影での失敗が減ったことです。理由は分かりませんが、偶然とよぶにはおかしいぐらいその差があります。SSが多少上がったのかなと思います(未検証)
●というわけで、これからは、こちらをしばらく使ってみようと思います\(^O^)/

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